サンドイッチ・バーガー類に続いては、丼や麺類、肉類など、がっつりと食べるジャンルに挑戦。
都城市「チキン南蛮カレータンタンメン(チキタンタンカレー)」
これまで、市内にある「カレー倶楽部ルウ」のカレー王子監修によるチキン南蛮カレーで勝負してきた都城市は、今年もカレー王子をフィーチャー。
今回は、少し目先を変えて、タンタン麺で勝負をかけてきました。
ご覧のように、下の麺が見えないくらいに具だくさん。これまで7種類のバーガー類を食べてきた身には少々ヘビーですが、カレーの香りの効いたスパイシーなタンタン麺は、辛さほとんど無く、旨味たっぷりです。
これ、お店でも出して欲しいレベル。
綾町「綾プレミアム野菜カレー」
有機野菜で知られる綾町からは、自慢の野菜を多くの人に知ってもらおうと、子どもから大人まで愛される、野菜カレーが登場。
これはもう、間違いようがないでしょう。
焼いて甘さが引き出された野菜に、ピリッとスパーシーなカレーという、安定の組み合わせ。
美味しいけど、普通と言えば普通なので、会場の評価が分かれそうな気配。
西米良村「西米良あげアゲ丼」
西米良村は、清らかな水で養殖されている「西米良サーモン」のフライト、鹿肉のメンチカツが乗った、贅沢な丼で勝負をかけてきました。
事前の告知でも期待の大きい一品で、朝、一番乗りで並んでいた小学生も「食べたい」と注目していました。
タルタルソースのかかった西米良サーモンのフライは、サクッと軽く、噛むほどに甘みが出てきて、一方のどっしりとした鹿肉のメンチカツも肉そのものの旨味があふれ、丼としてはかなり贅沢な一品。
コストパフォーマンスが高く、美味しさも抜群で、ライター陣の評価も良好。
都農町「黒木さんか河野さんのナポリタン」
都農は、町内のお肉・野菜・ワインをたっぷり使い、鉄板で焼き上げた豪華なナポリタンで勝負。
ブースの中のお二人の笑顔が素晴らしい。
熱々の鉄板をイメージした容器にもこだわりが感じさせますが、プラスチックなので冷めるのは避けられません。
ちょっと濃い目の味付けでボリューミーなので、男性向けのようですが、それならもっと肉々しい感じも良かったかもしれません。
宮崎市「ベジタルうまから」
宮崎市は、黒にんにくを使った鶏唐揚げと野菜入りタルタルソースの「ベジタルうまから」で勝負。
ベースになっているのは、以前、テゲツー!でもレポートした「からあげ屋KUROMARU」の、黒にんにくのタレに漬け込んで揚げた唐揚げ。
そこに、添えられた野菜入りのタルタルソースをかけて食べるというものですが、「ベジタル」と言うほどには野菜感が無いのが残念。
日之影町「ゆずチキ」
日之影町からは、特産のゆずこしょうを鶏肉に絡めて唐揚げにした、「ゆずチキ」が登場。
カップに入れて竹串をつけて、持ったままでも食べやすくするというサイドオーダー狙い。
中身の唐揚げは、柚子の香りはありますが、それほどピリ辛というわけでもなく、お子様でも食べられます。
ビールにも合いそうですが、さほど特徴があるわけでもないので、評価が分かれるポイントですね。
えびの市「いもこ豚のスモーキースペアリブ」
えびの市からは、市内にある焼酎工場から出た焼酎粕と、えびの産のお米を飼料として育てた、旨味の乗った「いもこ豚」を使ったスペアリブ。
写真では、見た目はちょっと地味ですが、柔らかく煮込まれたスペアリブは、ビールとの相性もぴったし。
これ1本で2杯は飲めるかも。
高鍋町「合戦のろし太鼓高鍋三昧バチ春巻」
高鍋町のブースでは、スタートからずっと、ほとんど途切れることなく、小学生が太鼓を叩いて場を盛り上げてくれていました。
その太鼓のバチを模した、「バチ春巻」が高鍋町からの出品。
餃子の町ということで、高鍋ならではの餃子の餡、地元の食材にひまわりの種でアクセントを加えた中華餡、コガネセンガン(芋)を甘く仕上げたスイーツ餡の3種を餃子の皮で1本に巻上げた春巻きとのことです。
全長30cmはあろうかという、ロングな春巻。
これを端から食べ進んで行くと、3種類の餡が順に味わえるという趣向ですが、カットしてみんなでシェアするとその楽しみが味わえない。
アイディアはいいけど、無理して1本にまとめなくても…。
以上、ガッツリ系メニュー8種類の中から、ライター陣の総合評価が最も高かったのは、西米良村の「西米良あげアゲ丼」でした。
続いて、デザートメニューのうち、アイス・ソフトクリームを抜き出してお送りします。
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