中学時代はレタリングが得意だったDiceです。
2017(平成29)年1月16日(月)、高鍋町役場で、「高鍋デザインプロジェクト」のスタートを告げる記者発表が行われました。
その場にテゲツー!は呼ばれませんでしたが、翌日の新聞報道を読んで、いったいどんなプロジェクトなんだろうと気になっていました。
プロジェクトの枠組みについては、高鍋信用金庫のプレスリリースにあったこの図がわかりやすいと思います。
これは、公益財団法人日本デザイン振興会が行う「地域づくりデザインプロジェクト」の第2弾で、高鍋町に本社を置く高鍋信用金庫と、デザインを通じて社会の問題解決に携わる日本デザイン振興会が協働し、高鍋町の魅力発信と地域のビジネス活性を図ろうとするものとのこと。
高鍋町の事業者と宮崎県内のデザイナーの連携による、商品開発・リデザイン、広報ツールの開発をを中心として、デザイン面のサポートを日本デザイン振興会と宮崎県工業技術センターが、金融支援などビジネス面でのサポートを高鍋信用金庫と信用金庫のセントラルバンクである信金中央金庫が行うこととなっています。
それでいったい、どんな商品が生まれてくるのだろうという疑問と期待を頭の片隅に置きながら、仕事帰りに宮崎山形屋の地下に、割引になった総菜を買いにでかけたら、目の前に記憶の片隅にインプットされていた「まんぷくTAKANABE」のロゴがあるではありませんか。
実はこれ、本館地階中央催事場で4月5日(水)~11日(火)まで開催中の「たかなべ市場」という催事でした。
プロジェクトのスタートから3ヶ月、参加した高鍋町内の9社と、宮崎県内のデザイナー6社7名のコラボによる商品が、少しずつですが形を見せ始めています。
こちらは、餃子の町・高鍋の2大双璧であるたかなべギョーザと餃子の馬渡の食べ比べセットや、居酒屋べにはなの万能肉ダレ2種。
キャベツの産地・高鍋のながとも農家の、キャベツを原料にした加工品の数々。
フルーツゼリーで有名なひょっとこ堂の、果物や野菜を原料にしたシロップ「おやたんこみる」。
楽天市場にオンライン・ショップ「海と太陽」を持つヤミー・フードラボのナッツを中心とする珍味いろいろ。
河野製茶の緑茶コフンノミドリ4種。
などなど、世に出たばかりの商品が並んでいて、一部ですが試食もできるようになっていました。
この地下催場でのイベントは、4月11日(火)の17時までですので、あと1日だけですが、この他にもひまわり畑のキャベツや、黒岩土鶏、絶品塩バターロールの風々々のパン、餃子の馬渡の実演販売など、高鍋の美味しいものが揃っていますので、お時間が合えばお出かけください。
山形屋の地下催事には間に合わなかった人には、今月にもう一度、次のチャンスがあります。
4月27日(木)の午前11時から午後2時まで、高鍋町の「Bridge the blue border」において、これら新商品のお披露目と販売会が実施される予定になっています。
午前11時から12時までがメディア向け、12時から午後2時までが一般向けとなっており、新商品のふるまい(数量限定)も行われるようです。
出展予定は、
・河野製茶のお茶商品
・たかなべギョーザ×餃子の馬渡の餃子セット
・ながとも農家のキャベツ加工品
・ひょっとこ堂の県産果実と野菜のシロップ
・藤原牧場のお肉加工品
・べにはなの万能肉ダレ
・ヤミーフードラボの珍味8種セット
の7社。
どんな商品がどんなデザインのパッケージで登場するのか、興味ある方は是非とも会場まで足をお運びください。
【Bridge the blue border】
住所:児湯郡高鍋町大字南高鍋10039-7
問い合わせ先:高鍋町役場 産業振興課 TEL 0983-26-2015