スーパーカー・ブームは知ってるけど、ミニ四駆ブームとは無縁だったDiceです。
数日前の新聞報道で、宮崎交通(株)と(株)タミヤのミニ四駆がコラボした、「ミニ四駆PRO ブラストアロー 宮交バスカラースペシャル」が3月26日(日)に100台限定で先行発売され、4月1日(土)に県内各営業所で合計500台限定で発売されるという情報がありました。
ミニ四駆、今まで触ったことも無いんですが、宮交バスカラーで500台限定とあらば、テゲツー!が黙っている訳にはいかないでしょう。
ということで、4月1日(土)の朝、宮崎駅前KITENビルの1階にある宮崎駅バスセンターに出かけてきました。
午前9時に到着した際は、特に何の気配も無く、窓口の人に伺ったら、
「10時からの発売になります。」
と言われました。
後から、入口横のガラスにミニ四駆の発売は10時から、おひとり様2台までと書かれた紙が貼られているのに気づいたくらいです。
これなら楽勝と、いったんその場を離れ30分後に戻ったら、先導の係員の方がいて、既に7~8名の方が列を作っていたので、その後ろに並びました。
しばらく並んでいたら、整理券の配布が始まったので2枚ゲットし、10時からの販売で無事に2個(1個1,000円(税込))購入することができたのでした。
9時50分頃には、事前に並んだ人だけで宮崎駅バスセンターの割当分(おそらく50個)が完売していたようですので、早めに行って正解でした。
これが、「ミニ四駆PRO ブラストアロー 宮交バスカラースペシャル」のパッケージ。
箱に描かれた完成図は、ブラストアローのオリジナルのものですが、右上に、宮崎交通のバス停をイメージしたスペシャルの表示が入っています。
箱を開けると、中身はごく普通のミニ四駆。
ボディは、白がベースカラーです。
ボディに貼るステッカーは、オリジナル(右)と宮交バスカラー(左)の2枚が用意されていました。
これ買って、まさかオリジナルのステッカー貼る人はいないと思いますけどね。
さて早速、作ろうかと思いましたが、ニッパーとか必要な道具も無いし、細かいシールをきれいに貼る自信も無いので、ここは達人にお任せすることにしました。
そこで、箱を手にして出かけたのが、宮崎市内某所にある「中津瀬ベース」。
宮崎のモデラー界では知らぬ人がないくらいの達人、戎井聖貴さんのご自宅です。
ここで、同じ「ブラストアロー」をベースにした、オリジナルカラーの作品を見せていただきました。
「ブラストアロー」は、シャーシ部分の面積が大きくてカラーリングしやすいので、こういうコラボのベースに選んだのは正解とのこと。
流石に、達人の言は違います。
早速、「ミニ四駆PRO ブラストアロー 宮交バスカラースペシャル」の作製に取りかかります。
シャーシ部分を担当するのは、小学生の息子・海貴(かいき)くん。
ボディ部分は、細かいシール貼りが必要なので、手慣れた聖貴さんが担当。
二人とも本当に手慣れたもので、説明書はたまに確認する程度で、手際よく組み立てを進めて行きます。
特に、ボディーへのシール貼りは、繊細な作業が必要で、素人がいきなり手を出さなくて良かったと思えるレベル。
聖貴さんは、シールの不要な部分をカットしたり、シールを貼る前にパーツに下地のカラーを塗ったりと、完璧な出来栄えを目指します。
ボディも完成に近づき、海貴くんが作るシャーシの出来上がりを待ちます。
なかなか格好良いカラーリングじゃありませんか。
着手してから30分余り。
ついに、「ミニ四駆PRO ブラストアロー 宮交バスカラースペシャル」完成しました!
手練れ二人の連携作業だと、さすがに早いですね。
リアウィングには、「MIYAZAKI KOTSU」の文字と、サイドには宮崎交通(株)のロゴマークも入っています。
フロントノーズの赤いロゴマークは、本来はシールには無いのですが、貼らない部分に描かれていたマークをちょっと加工して加えるという達人の技。
宮交バスカラーのミニ四駆、なかなかに格好良くできあがりました。
作製に協力いただたいた戎井聖貴さん・海貴くん、ありがとうございました!
今回販売された500台、あっという間に完売したみたいですが、この出来であれば、ミニ四駆ファンのみならずコレクションしたいという方も多いはず。
あと500台は絶対売れると思うので、宮崎交通(株)さんには、追加販売をお願いしたいところであります。