伝統野菜!黒皮かぼちゃを味わいつくす!「黒皮かぼちゃ賞味会」

寄稿者:Shoko
美味しいもの、アウトドア、歌うことが好きな消費生活アドバイザー。消費生活に関する様々なお役立ち情報をお届けしたいと思っています。

冬至に「ん」が付くものを食べると、「運気が上がる」と言われているのをご存知ですか?

別名“なんきん”と呼ばれるかぼちゃを食べよう!と、冬至の日にあわせて開催された「黒皮かぼちゃ賞味会」にいってきました。

これは、宮崎市生目地区で作られている伝統野菜、黒皮かぼちゃの新たな魅力を発見し、地元宮崎からその魅力を発信しようという試み。

JA宮崎中央とみやざきブランド推進本部の主催です。

「黒皮かぼちゃ」の料理をみんなで持ち寄り、ランチ会!

このイベント、まず参加条件が面白い。

参加者は、黒皮かぼちゃ1個を使った料理か、黒皮かぼちゃをそのものを持参して参加します。

この日は約70名が参加しました。

持ち寄りの料理とレシピがずらり!

会場となった「よか嫁所 日向かぼちゃ」の二階には、参加者の持ち寄った料理が、そのレシピと共に並べられました。

料理提供者はプロの料理人をはじめ、野菜ソムリエ、みやざきブランドアンバサダー等の方々です。

多彩な料理の数々は、見ているだけでワクワクします。

こんな料理もあるの?!意外なお料理もたくさん!

こちらは、かぼちゃのデコレーション寿司。

下がお寿司になっていて、リボンはきゅうりでつくられています!

黒皮かぼちゃは、その扱いやすさが特徴的。

硬そうに見える皮は、存外スッと包丁が入りますし、煮崩れしにくい。

さっぱりした味わいは、出汁の美味しさをその身にたっぷり含ませます。

こちらは、生産者の代表、JA南瓜部会長 長谷川清さんの奥様、長谷川博子さんのお料理。

「黒皮南瓜と手羽の煮物」は、やはり黒皮かぼちゃの美味しさを知り尽くす生産者ならでは!

サラダでも、酢の物でも、煮ても焼いても蒸してもOK。

会場に並んだ料理はバラエティに富んでいて、どれも絶品!

黒皮かぼちゃの可能性を感じました。

切り方を工夫するとハートの形に!パーティー料理にも使えるよ

天辺のハートは皮部分、全体的なハートは皮と果肉がつかわれています。

皮のカーブを利用して切るんですね〜。

こちらは、「幸せの黄色い茶碗蒸し」と、ネーミングも素敵!

一気に華やかになるから、クリスマスのメニューにも使えそうです!

まだまだお料理は、たくさん!

キーマカレーもかぼちゃが入ることで、ぐっと甘みがでて美味しい!

試食交流では生産者の方のお話や、黒木総料理長を始めとした料理提供者の方々のスピーチもありました。

料理長の豆乳豆腐のクリスマスツリーが絶品!

じゃんけんタイムや抽選会では、歓声が上がる一幕も。

黒皮かぼちゃの生産者は、現在生目地区に10軒ほど!

左から長嶺さん、長谷川さんご夫妻、富永さん。

会の終了間際に、生産者のお一人、長嶺良一さんにお話を伺う事ができました。

かぼちゃはハウス内で立体栽培で育てるそうです。

一本の木に着果させる実は、たった一つ。40日程かけて完熟させ、収穫したら次の一つを着果させます。

一本の木からワンシーズンに収穫出来る数は、5〜6個。

「手間はかかりますが、これが美味しさの秘訣です。」と仰っていました。

収穫したかぼちゃの約6割は大阪・京都へ、約2割は名古屋へ行くそうです。

今回の賞味会を通して、黒皮かぼちゃの知られざる魅力に接する事が出来ました。

和食の高級素材とのイメージがある黒皮かぼちゃですが、もっと積極的に日常生活に取り入れてみたいと思いました。

テゲツー!会長 長友まさ美からのメッセージ

黒皮かぼちゃの魅力がたっぷりなレポート、ありがとうございます!

早速、今夜は、ここからヒントをえたハートの黒皮かぼちゃ料理をつくってみよ〜〜^^

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。 宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。