フードアナリスト、Diceです。
昨年は、美郷町の「なば手羽餃子premium 〜椎茸と若鶏の黄金比スープ入り〜」が1位を獲得したご当地グルメコンテストですが、今年も「まつり宮崎」に合わせて開催されるというので、会場のMRT Micc ダイヤモンドホールにやってきました。
今年も全26市町村が参加、アサヒビールプレゼンツで実施されております。
11時のオープニングと同時に入場しましたが、ホールの入口から、ブースエリアまでの通路の両側に、各市町村のスタッフがパンフレットを手にずらりと並び、口々にそれぞれのウリを叫びながら、お客様を歓迎。
もう、その熱量の凄いこと。
外も暑いけど、会場の中も熱い熱い。
なるべくたくさんのグルメを紹介したいと思っても、1人では食べられる量に限界があって無理なので、テゲツー!ライター陣に声をかけました。
前列左から、Dice、Iターンクライマーの澤井夫妻、後列左から、やのぴ~、さこっち。
みんな、ありがとう。
こんだけいれば、なんとかなるかと思ったのですが、甘い甘い。
それぞれの市町村の力の入れようが半端なく、1品ワンコイン500円でもかなりボリューミーで、3品も食べれば結構お腹いっぱいになる感じ。
後半、ビールのせいで早々にギブアップ宣言した澤井夫妻に代わり、長友まさみ会長も参加しましたが、早々に全市町村制覇はあきらめざるを得ませんでした(T-T)
「なば手羽餃子」で昨年のコンテストを制覇した美郷町は、今年は「鹿肉エベレスト丼」で参戦。
Facebookを中心とした事前のプロモーション活動が見事で、テゲツー!ライター陣でも最も関心を集めておりました。
これがその「猟師めしの最高峰『鹿肉エベレスト丼』」。
どうですか、このビジュアル。
こんもり盛られたごはんを覆い隠すように、しっとりと焼き上げた鹿肉のローストを盛り、雪を連想させる白い特製ソースをかけてあります。
脂肪も少なくてヘルシーな鹿肉のローストは、臭みも全くなく、柔らかでジューシー。
これで二連覇達成なるか!?
同じ丼のジャンルで美郷町を迎え撃つのは、新富町。
鶏つくねを中心に、町内産の素材を散りばめた、「Don de Pafe Shintomi」というオシャレな丼で勝負。
「Don de Pafe Shintomi」は、「こってり醤油味」と「あっさりレモン塩麹風味」の2種類があって、こちらは後者の塩麹風味。
見た目もなかなか美しいのですが、味の方もバランスが取れていて、様々な食材の織りなすハーモニーをよく味わうことができました。
このままどこかで販売してもいいくらいの完成レベル。
新富町の素材の持つ高いポテンシャルを感じさせます。
ご飯物のジャンルでダークホース的な人気を博していたのが、えびの市のブース。
特Aランクに認定されたえびの産こしひかりと、日本一の宮崎牛を組み合わせた、「特Aえびの米ぎゅう・ぎゅう膳」を出品していましたが、場内で一番の行列ができるブースになっていて、人が人を呼ぶ感じで賑わっていました。
こちらがその「特Aえびの米ぎゅう・ぎゅう膳」。
野菜も彩りよく盛られていて、見た目も栄養のバランスを良さそう。
長友会長が、
「やっぱり、えびのの米は美味しい~!」
と舌鼓を打ってたので、行列できるのも納得。
会場内を、ポスター持って歩き回っている大柄な人がいて、今回のゲストの石ちゃんかと思ったら、なんと、高原町の仕掛け人、中武さんではありませんか。
石ちゃんがゲストと聞いて、あえてこの格好で待つ。さすがは芸達者。
そんな中武さんが宣伝してまわっているのは、高原町の自信作、「よかにせソフト」。
これが、その「よかにせソフト」。
高原町産の牛乳で作ったソフトクリームと、高原町産のぶどうの組み合わせ。
ぶどうも、果実そのものとソースにも使われていて、添えられたチーズバーがアクセントに。
これも、事前のプロモーションに力が入っていて、ライター陣から期待が高かった一品です。
よかにせ(「いい男」の意)に対抗するのは、美人の多い日南市のブース。
日南学園高校の生徒達も開発に参加した「にちなんぢゃパフェ」で勝負です。
この「にちなんぢゃパフェ」は、油津商店街で人気の「enaプリン」と「飫肥せんべい」に加え、酒谷の棚田米パウンドケーキ、南郷マンゴー、細田の日向夏ゼリー、運玉さとねりキャラメル、北鄕茶パウダーという、日南オールスターキャストの様相。
これが美味しくないはずはない。
スイーツなら黙っちゃいないよと、テーブルに登場してきたのが、川南町のブースで提供されている「ブルーベリーあいちー」。
川南町の誇る「アリマン乳業」の手による、生クリーム、チーズ、ヨーグルトを使った2種類のアイスクリームとブルーベリーソースがよくマッチしてます。
宮崎市から、「マヒマヒと宮崎野菜のトマトパッツァ」。
都農町から、「みんなでマヒマヒ♪フライドフィッシュバスケット」。
串間市から、「絶品☆美咲豚のホットサンド with ひみつのドルチェ」。
国富町から、「鶏炭火入り塩焼きそば」。
日向市から、「せせり牧水みそ焼き」。
延岡市から、「ひむか本サバ 海幸!山幸!三種のイチオシ飯」。
門川町から、「牡蠣のオイルパスタ」。
五ヶ瀬町から、「GOKASEパンツェロッティ ~マルゲリータとカルボナーラの2種~」。
以上、ライター陣と特別ゲストの胃袋を結集して食べまくりましたが、これだけしか食べられませんでした。
26市町村全制覇の夢、破れたり。
でも、どれも美味しくて、各市町村で担当された方々の力の入れ具合がよくわかりました。
年々、レベルが上がっているのを感じます。
さて、このご当地グルメコンテスト、今日の18時まで実施中。
食べた人の投票で、優勝がきまります。
どういう結果になるのか楽しみです!
【2016.8.21追記】
以下のような結果になりました。
ライター陣の選評、結構いい線ついてましたね。
優 勝:よかにせソフト(高原町)
準優勝:猟師めしの最高峰『鹿肉エベレスト丼』(美郷町)
第3位:にちなんぢゃパフェ(日南市)