宮崎は食の宝庫、その中でも児湯にはたくさんの美味しいものが溢れている。
その魅力を少しでも知ってもらいたいと日々思う新米フードアナリスト!
料理を作るのも食べるのも好きな髭おやじです。
皆さん、毎日暑い日が続いてますが、どんな涼み方をされてますか~?
今回、飲んで、さわいで、楽しんで、ひと時の涼しさを楽しむ「YUKATA Party」なるイベントがあると聞きつけたので、行ってみることにしました。
場所は、日中は地元の特産物や、地採れの野菜などの販売で賑わう「道の駅つの」です。
会場に入ると、緑いっぱいの芝生にテーブルと椅子が用意されてます。
青い空に、緑の芝生、櫓に提灯、まさに夏!って感じですね。
既に午後6時を回っていたにも関わらず、熱い陽射しが照りつけていて、ビールを飲むにはもってこいの天気です。
ということで、早速、ビールをいただくことにしました。
初めに専用コップを500円で購入し、アルコール類は1杯200円、ソフトドリンクは無料と、なんだか変ったシステムです。
ん?、飲めば飲むほどお得にはなって行くのか。
まぁ、とりあえず飲みましょう。
ずらりとテントが並ぶフードブースには、若者グループ「若風会」のBBQ、「南国Café」の尾鈴豚ソーセージ、「サンシャインウッドワークCafé」の豆乳チャイ、「せかいのごはんや」のメキシカンライスなどなど、地元の美味しいモノが揃っています。
他にも、焼きそば、たこ焼き、フランクフルトなど定番のメニューもありました。
中でも、楽天ふるさと納税でランキング1位になった尾鈴豚のソーセージは、いつ食べても美味し過ぎます!!
ここで、この「YUKATA Party 2016」の実行委員長である一政裕人さんにお話を伺ってみました。
「このパーティーの目的は、まず都農の人が楽しめて、若者が楽しめて、みんなが笑顔になるということです。
まずは、自分たちが楽しんで、パーティーを盛り上げて行きたいです。
今回、ストリート系をイメージして『投-1グランプリ』というフリースロー対決を初企画しました。
きっと盛り上がると思いますよ。」
とのこと。
地元愛と若者愛に満ち溢れた熱い男、一政実行委員長でした。
インタビュー終えて会場を回っていると、盛り上がっている浴衣美女のグループを発見!
お話を伺ったら、地元の仲の良いお友達5人組でした。
「今日は、飲んで、おしゃべりして、踊って、めちゃ楽しむ!!」
そうです。
写真も快くOKしてくれました。笑顔が素敵ですよね。
そんなこんなしているうちに、DJブースとなっている櫓に上った一政実行委員長が、
「皆さん、今日は来ていただいて嬉しく思います!」
とご挨拶。
続いて、
「乾杯~~!!」
の掛け声でパーティーが始まりました。
浴衣姿の美女達もたくさん揃って、これは、一体感が出て盛り上がっていきそうです。
会場をサンバやレゲエの音楽で盛り上げて、最高の雰囲気を作っているのは、このDJ三人衆。
あら、よく見れば、浴衣を脱いだ実行委員長の一政さんではありませんか。
DJ三人衆のおかげで盛り上がる会場は、だんだんと日が沈み、涼しくなってきました。
周りの雰囲気も、提灯の明かりでいい感じになってきています。
会場の一角に設けられたミニ縁日には、可愛い浴衣姿が集まっています。
パンパンという射的の音もいいものです。
子どもの笑い声って、ほんとに癒されますよね~。
今回初のイベント「投―1グランプリ」。
都農に「蹴-1グランプリ」(フリーキック対決)があるなら、「投-1グランプリ」(フリースロー対決)もあっていいでしょうと実行委員で話になり、今回の開催となったとのこと。
ここは、盛り上げていきましょう~ってことで、あんDoも3人揃えて即席のチームを作りエントリーしました。
8チームのトーナメント制だったのですが、残念ながら準決勝で敗退。
優勝チームには、都農町内で使える5,000円分商品券が贈られました。
あ~悔しい~!
でも、けっこう熱くなり、楽しめました。
フリースローで高まった熱さを冷ましていると、突然、
「告白をこの会場で行います!」
とのアナウンス。
お~来ました! これこそパーティーと楽しみにしていると・・・・
なんですか~なんでですか~、まさかの男から男への告白劇!!
「ちょっと待った!」
まで飛び出し、会場は笑いでいっぱいになりました。
YUKATA Partyのポスターは、凄くセンスがよくカッコいいんです。
今回のポスターを手がけたのは、デザイナーの藤井武雄さん。
その藤井さんが、パーティーの始まった頃からボードにチョークアートを書き始め、ようやく出来上がったのはパーティーも終盤にさしかかった頃でした。
しかし、このボードもカッコいい!!!
宴も終わりに近づき、会場からは、
「ひろと!ひろと!」
のコールが響き始めました。
最後は、実行委員長・一政裕人さんがDJブースからメッセージ。
「今日は、ほんと、ありがとう!
日本の文化ってスゲー大事、浴衣もそう!
今日、見ていて、みんなが家族みたいに仲良くなれてるのが凄い嬉しいです!
ほんとにありがとう!」
その言葉どおり、子どもから若者、大人、お年寄りまでひとつになり、夏の夕涼みを楽しんでいました。
今回は、230名と若干少ない来場者だったそうですが、その分、ゆったりとした時間が流れていたと思います。
今回、参加して思ったことは、地域のイベントに行ってみると、楽しく笑顔になれるってことです。
この夏、皆さんも是非、それぞれの地域のイベントに出かけてみてください。