チャリダーDiceです。
プロ野球のキャンプが始まり、立春も過ぎて、いよいよ宮崎に春がやってまいりましたね。
春を告げる梅の開花の話題がちらほら聞こえてくるようになったので、わが家から自転車で行ける梅園、「阿波岐原森林公園 市民の森」に出かけてきました。
もちろん、自転車でね。
ここの梅園には、紅白合わせて210本の梅の木が植えられているのですが、紅梅はこのように遠目に見ても咲き誇っている感じです。
枝を見ると、七分咲き程度でしょうか。
このままの気温が続くと、満開も近い感じです。
一方、白梅の方は、二分咲き程度。
まだまだ満開には時間がかかりそうです。
「市民の森」には、万葉集の歌を詠んだ歌碑が、全部で56基設置されていますが、梅園には、梅を詠んだ大伴家持の碑がありました。
「今日零りし雪に競ひて我が家前の冬木の梅は花咲きにけり」
他にも、様々な花や木を詠んだ歌碑があちこちにありますので、古の風情に思いを馳せながら、歌碑を探して園内を散策するのもお薦めです。
梅園に隣接して椿園もあり、340本の様々な品種の椿が植えられています。
品種によって咲く時期がずれますが、椿の花は1月から3月が開花時期で、花の咲いている木もそこここにありました。
この花は「紅日向」といい、宮崎県に古くからある品種だそうです。
こちらは、「眉間尺」。
紅地に大小の白斑が入る八重の椿で、江戸時代から日本にある品種だそうです。
そして、白い一重の「加茂本阿弥」。
「窓の月」という別名もある、茶室に似合いそうな椿ですが、こちらも江戸時代からある古い品種のようです。
園内かなり広いので、中央の売店の所でレンタサイクルを借りるのも楽しみ方のひとつです。
ただし、花のシーズンは見物客が多く、お年寄りや小さなお子さんもいるので、梅園や椿園では、自転車から降りて押しながら鑑賞するようにしましょうね。
歩き疲れたら、売店で売ってるソフトクリームで疲れを癒やすのもいいかも。
バニラ、ストロベリー、ミックスの3種で各330円。
2月7日(日)には、「第1回梅まつり」も開催されるとのこと。
11時からと14時からは、ガイドツアーも予定されているほか、いろんなイベントがあるようですので、プロ野球やサッカーのキャンプ観戦のついでにでも、是非お出かけください。
【阿波岐原森林公園 市民の森】
宮崎市阿波岐原町産母128 ⇨ マップ
Webサイト
TEL:0985-39-7308
FAX:0985-39-7328