宮崎のうどんやさんは数あれど、うどん好きには、必ず訪れていただきたいお店がここ!
清武町にあるうどん茶房 ふなやさん。
訪れた人が必ずファンになって帰るこちらのお店には、店主の「美味しいうどんを食べてもらいたい」という愛が随所にちりばめられています。
実は、こちら、清武の偉人、幕末の儒学者・安井息軒の一番弟子とされる阿萬豊藏さんが隠居として移り住んだ屋敷跡を移築したもの。
一部は、江戸時代の建物を移築したところもあるそうで、風情ある佇まいです。
店内は、明るいカウンターと
広々としたお座敷。
和の雰囲気とスタイリッシュなインテリアがマッチして、気持ちのいい空間です。
この日も、お客様がずらりと並んでいて、満席!
年齢層も幅広く、たくさんの人に愛されていることがわかります。
ここは、やっぱり一番人気でしょ。
出来立てのうどんを出すために生麺から茹でるので、注文から15~20分はかかります。
空腹とともに、期待値も急上昇!
そして、、
やってきたーーー!
こちらが、「松」の釜揚げ肉うどん、天ぷら、ばら寿司、小鉢とボリュームたっぷり。
もはや芸術!
つるりとしたうどん。
国内産小麦粉100%の麺は、毎朝、塩水と小麦粉を混ぜ、手捏ねし、踏んで鍛えるといううどん作りの工程を行います。
先代から受け継いだ宮崎うどんをベースに、全国のうどんを食べ歩いて感銘をうけたうどんのエッセンスを混ぜ込んでいる、究極のうどん。
このつるっとしたうどん麺を、肉たっぷりのつゆにつけていただきます。
ごろごろと入ったお肉とごぼうを、一緒にうどんと食べれば、、
し、、、
し・ふ・く。
柚子の香りもきいて、いいアクセントです。
大きめにカットされた人参の甘みがすごい!
きっと人参嫌いな人でも食べられます。
上品なお味のばら寿司。
顔の見える、安全で安心な生産者から仕入れるというこだわりっぷり。
本日の小鉢の酢の物も、おいしかったなぁ。
すべてが美味しくて、心も身体も満たされます。
とっても素敵な笑顔を見せてくれた、ふなやの大将、ふなやんこと船ヶ山清史さん。
食、農の大切さを伝えたいという思いで、食育活動も積極的に活動されています。
子どもたちが自分で作った弁当を持って登校し、皆で会食する「弁当の日」という取り組みは、実は、宮崎県は全国的にみてもトップレベル。
それは、ひとえに船ヶ山さんをはじめとしたみなさんのご尽力の賜物なんです。
なんと!そんなふなやんが登場する漫画、「ひよっこ料理人」もあります。
7巻目後半から「弁当の日」の取り組みがわかるところが、ちょこちょこ出てくるので、ぜひ読んでみてね。
わたしも弟子入りしたい。。
食育寺子屋ふなやとして、食育講話やイベントを行っているので、要チェックです!
おいしかったーーーーー。
ふなやさんの笑顔にも、たくさんパワーをいただきました!
麺がなくなり次第終了なので、はやめにいくといいよ〜。(だいたい15時30分には閉まってます。)