本日、宮崎フローランテで、第4回目となる宮崎オーガニックフェスティバルが開催されました。
今回、司会を担当いたしました長友まさ美から、いち早く現場の様子をレポートいたします!
10時開場と同時に、多くの人が訪れました。
心配されていた雨も、今のところはまだ大丈夫。
今日というたった1日のために、多くの人が長い時間をかけて創り上げた空間。
ここに足を運んできてくださった人がいて、ようやく完成されます。
アフリカン太鼓のリズムにあわせて、会場を練り歩き、一気に来場者の熱があがります!
大地をふみしめて踊るアフリカンダンスは、見ているだけで、勝手に身体が動きだします。
①空と大地に感謝して
②種をまいて
③私の愛とあなたの愛を、世界に広げて
④鳥になって飛び立つ
という4つのアフリカンダンスのステップを教えていただいて、会場のみなさんと一緒にダンス!
オーガニックフェスティバルにぴったりの愛に溢れたステージでした〜!
なんとこちらは、宮崎無形民族文化財に指定されてるという貴重な伝統の踊り。
よく見ると、鬼の面が一つひとつ違っていて、とっても個性豊かです。
力強く舞う鬼たちは、後ずさりしちゃうほど迫力ある!
こちらの青鬼さんは、小学2年生。
右に持つしゃもじは、敵を「めしとる」(から、飯につかうしゃもじ)、左手の棒は、「すりつぶす」という意味で、すりこぎを表しているのだそう。
戦いの勝利を願っているんだって。
そのあとも、目が話せないステージが続きました。
そのほかにも、The Bandさん、平魚泳さん、ろくろうさん、houさんとオンウミラさんの楽しいライブが続いたのですが、今回の音楽は、すべて太陽光発電の電気でまかなっているんです。
私たちは、大地からも太陽からもたくさんの恵みを受け取ってばかりいるんだね。
福岡のBamboo Ninjaさんがデザインして、みんなで創り上げた竹のジャングルジム。
これ、すんごい強度で、大人が何人も上に登ってもびくともしないんです。
竹とロープだけなのに!
すごいなぁ。。
この竹の三角形の中にはいると、癒し効果もあるんだって。
不思議と人が惹きつけられる理由は、そんなところにもあるのかも。
ブランコの後ろには、長蛇の列ができています。
子供たちが会場をとにかく走る!遊ぶ!笑う!
いつまでも、こんなふうに、子供たちが安心してのびのび生きられる世界であってほしいな。
宮崎オーガニックフェスティバルのコンセプトにあった出店者さんたちのブースは、どこも本当にユニーク!
熱い想いと、あたたかい願いのある方ばかりでした。
外国のマルシェのようなブースや、
鹿カレー?!
日南猪がはいっている、いのししまんとか!
気になる、食べたいものがたくさんありすぎてこまるぅ〜〜
という声がきこえてふりかえると、なんてかわいいスタッフさん。笑
こんなかわいい子に声をかけられたら、買わないわけにはいきません。
徳永農園の息子さんが営業上手で、将来が有望すぎます。
県外の素敵な出店者さんも多く、こちらの石窯Cafe Timbersさんは、なんとトラックの後ろが石窯!!!
はじめてみたーーー!
誰もが二度見する石窯ピザやさんは、香ばしい香りが食欲を刺激されます。
人が殺到しているこちらのブースは、都城のもちなが邸さんの甘酒作りワークショップ。
ほかにも、会場を柔らかい色の旗で空間を彩った山ノ音光(ヤマノネコウ)さんの染色体験、綾町のカタキチおじさんの木のフォークづくりなど、わたくしも参加してみたいワークショップがたくさん!
買うのは簡単だけれど、自分で「創る」ことは、お金には変えられない豊かな時間。
今年は、もっともっとクリエイティブにいきたいなーーーと、素敵な出店者さんの姿を見て感じました。
午後からは、雨がぱらぱらと降りだしたものの、濡れながらも音楽にあわせて踊ったり、笑ったり。
印象的だったのは、雨がふっても「ありがとう」、きてくれて「ありがとう」、美味しい野菜を「ありがとう」、素敵な音楽を「ありがとう」、大地に「ありがとう」、今日という1日に「ありがとう」と、いろんなありがとうが交わされていたこと。
まさに、「すべての命にありがとう」のテーマどおりの、あたたかくて、優しくて、豊かな空間でした。
最後まで読んでいただき、「ありがとう」
(今回、お写真の一部は、宮崎市の迫口和豊さんよりご提供いただきました。ありがとうございます!)