オモシロホンポ代表 川上健太郎さんは、東京生まれ東京育ち。
妻が宮崎出身で、震災の2日後にお父さんが危篤になりました。
はじめは、妻と子供をお父さんのそばにと行かせたら、半年ほどして、妻が宮崎で暮らしたいと言い出しました。
最初は、毎月3~4日、宮崎にくるような生活を1年くらい続けていました。
だんだん宮崎っていいなと思うようになって、宮崎でも会社を起こし、住むことを決意しました。
①子供がのびのび生きている
宮崎は、広い公園が多いです。
いま、住んでいる家も目の前が公園なので、全力で走り回ったり、遊ぶ環境があります。
子供達が通っている幼稚園も「どろだらけで遊ぶ」というコンセプトもあるのですが、毎日、全身を使って、のびのびと生きている姿を見ると、宮崎にきてよかったと思います。
②どこも空いている
夏休みに、西都市のプールに子供と行ったときのことです。
「本日、混雑しているので・・・」というアナウンスが流れていましたが、豊島園(としま※)のようなギュウギュウ詰めになるような混雑を経験しているわたしからすると、混んでるうちには入りません。
渋滞も少なく、とっても快適です。
満員電車もなく、美味しいごはんやさんも長蛇の列に並ぶなんてことはありません。
③ユニークさが武器になり、素敵な人と繋がりやすい
わたしは、「オモシロホンポ」という広告会社を経営していますが、関東では、その他大勢ある広告制作会社の小さな存在です。
ニュースレターをつかって売上をあげるというユニークさがあるので、強烈なファンがついていることは特徴的かと思います。
宮崎にきたら、「変な会社名の企業がきたよ」「仕事と人生をオモシロくする会社らしいよ」と、自分も知らないところで広まっていることがあります。
また、地元の元気な会社の社長が会いたい!と、相手側から言ってきてくれることも嬉しいです。
宮崎と、東京を中心とした日本全国、海外にまで幅広く活動する川上さんですが、そのよさを教えてください。
①都会のクライアントにも、宮崎のクライアントにも相乗効果がある
宮崎のお客様からは、関東の人脈や情報がなかなかない中では得られない情報をもってきてくれると喜んでもらいます。
また、関東のお客様には、新たなチャレンジをしている人、田舎で田んぼをはじめた変わった人、と面白がってみていただき、離れていても応援してくださっています。
②以前より、家庭的になった
出張が半分くらいあると、家にいる間くらいは優しくしようと思って、家のことも積極的にするようになりました。
出張中は、Skypeなどをつかって、コミュニケーションをとるようにしています。
③移動がクリエイティブにさせてくれている
移動と成功は比例すると思います。実際に、移動が増えるにつれて、売り上げが上がり、仕事も多くなりました。
マイルが貯まって、使う暇がないので、気づいたらハワイ3往復くらいできそうです。(笑)
宮崎は、空港から街まで近いというのも気に入っている大きなポイントです。
移住すれば、すべてハッピーになるとは言い切れないと思います。
実際に、移住者の相談にのることも多いのですが、移住者ならではの不安ももちろんあります。
「本当になにやっても生きていくんだ!」という決断ができれば、宮崎はけっこうハッピーに生きていけるんじゃないかな、と思います。
仕事がないならつくっちゃえ!
案外、どうにでもなります。
まずは、お試しで短期間でも宮崎に住んで、仕事がまわるのかを試してみるところからスタートしてもいいかもしれませんね。