参照元:みやざき観光情報旬ナビ
2015年第32回日向ひょっとこ夏祭りは、本祭りが8月1日に、前夜祭が7月31日に開催決定。前夜祭は、個人戦。本祭りはパレードで、個人戦は、パレードに参加する人のみ出場できます。
参照元:みやざき観光情報旬ナビ
昭和59年から開催された「日向ひょっとこ夏まつり」毎年全国各地からひょっとこ踊りの愛好家があつまり、2000名近くの赤い衣装を身にまとったひょっとこが日向市を踊り歩きます。豊作や商売繁盛を祈願して集団で踊り、パレード。
踊り手は、赤い着物に白ふんどし。豆絞りの手ぬぐいをかぶり、面をかぶります。着物は、下半身も上半身もはだけすぎないようひざ下まである丈を使用します。
キツネ・おかめ・ひょっとこが一そろいになった踊りが基本。団体で参加する場合には、必ず、きつね、おかめ、ひょっとこの構成になるように注意します。
参照元:みやざき観光情報旬ナビ
きつね・おかめ・ひょっとこがセットになっているのはなぜでしょうか。踊りにまつわる昔話にその答えがありました。
昔、おかめさんという美人がいて、若者の憧れの的でした。おかめさんの心を射止めたひょう助とおかめさんは夫婦になりましたが、子宝にめぐまれずお稲荷さんへ祈願。若者たちは、憧れのおかめさんが朝早くでかけるので、どこへいくのかと後を付けます。
おかめさんは、お稲荷さんの神前に持参した「豆ん飯」をお供えしますが、神主さんが食べてしまいます。怒ったお稲荷さんは、キツネの姿となって飛び出しますが、おかめさんに一目ぼれ。
連れて行こうとおかめさんを誘います。ひょう助と村人は、おかめさんが連れていかれては大変だと、大騒ぎに。そんな様子を再現したのが、ひょっとこ夏まつりです。
参照元:ダイドー祭りドットコム2015
基本的に、おかめさんとキツネは1人。残りはひょっとこの面をかぶります。女性はおかめさんというイメージがありますが、特に決まりはありません。
踊りは、腰を落とし、一方の手を前に出し、一方の足を軸にもう一方の足を前に出し、トンと一回上げて、地面につけます。首を回したり、少し腰をふったりして拍子をとります。振り付けはシンプルで大人から子供まで年齢を問わず楽しめます。
日向ひょっとこ夏祭りは、個人、年齢、団体、性別問わず誰でも参加可能なお祭りです。前夜祭、パレ―ドともに18時からスタートします。参加料は1人500円。チームワークや表現、技術のすぐれたひょっとこには、賞金10万円の授与もあります。
現在参加者を募集中で、6月30日に締切。応募方法は、申し込み用紙にもれなく記載し、郵送・FAXまたは、HPより直接申し込みます。
7月下旬には、地元の人を対象とした踊り初心者向け講習会もあります。3月に開催された県外向けの講習会では、九州だけでなく、関西、関東、北海道から大勢参加。初心者向けではありますが、毎年参加するベテランの人も多いようです。
場所:宮崎県日向市上町1-19 日向市駅前交流広場
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かつて、その振り付けがセクシーすぎだと指摘され、テレビ取材の際、踊りを少し変えたというエピソードもあります。振り付けはシンプルですぐに覚えられますが、講習会に参加していない人は、動画などで確認しておくと安心ですね。
参照元:ひょっとこ夏まつり