古事記や日本書紀に記される日向神話など歴史や史跡にあふれた宮崎。宮崎には、天孫降臨神話をはじめ、神楽などの伝統芸能が受け継がれている伝承地が100カ所以上あります。
日本の桜名所100選に選ばれた母智丘公園や国の天然記念物に指定されている甌穴群。日本の滝100選に指定されている関之尾滝などがあり、絶景を堪能できる観光スポット宮崎県都城市。この地の伝説・神話の伝承地やパワースポットを紹介します。
東霧島神社の境内から本殿に続く石の階段は、美しい娘に惚れた悪鬼が、これまでの悪事の償うため、神のお告げで999個の石を一夜にして積んだという伝説が伝えられています。
この石段は、別名「振り向かずの坂」と呼ばれ、願い事を唱えながら後ろを振り向かずにのぼりきるとその願いがかなうといわれています。
住所 都城市高崎町東霧島1560
アクセス JR吉都線東高崎駅から徒歩10分
[mappress mapid=”378″]
的野正八幡宮には、身の丈4mの巨大な神様(弥五郎どん)が祀られています。11月3日に行われる「弥五郎どん祭り」は、多くの参拝者や見物人でにぎわいます。
的野正八幡宮の側には、弥五郎どんのレプリカを常時展示する弥五郎どんの館があります。弥五郎どんの館では、「弥五郎どん」の伝説をビデオやパネルなどでわかりやすく紹介しています。
住所 都城市山之口町富吉1412
アクセス 山之口駅から徒歩約25分
[mappress mapid=”379″]
都城市高城町の田園地帯の一角にある牧之原古墳群にたてられている「髪長媛」は仁徳天皇が妃に迎えたほど絶世の美女だと言い伝えられています。また、家内安全・安産の守り神として親しまれている石山観音寺には、疫病神を救った和尚の伝説が残されています。
その土地の神話や伝説を知り、歴史を知ることで深まる旅。何日滞在しても時間が足りない・・。後ろ髪を引かれる思いで、宮崎を後にしました。
参照元:ひむか神話街道