4月13日に宮崎市内で初競が行われた完熟マンゴー「太陽のタマゴ」。過去最高値となった昨年と同じ2玉30万円の値がつけられました!
ということで••• 宮崎県民も意外と知らない!? 宮崎県のマンゴーについてまとめてみました。
1984年、みかん栽培の視察で沖縄県を訪れた宮崎県西都市・JA西都の楯彰一さん。現地で食べたマンゴーの味に感激したのだそう。
「それまでマンゴーといえば小さくて黄色い、いわゆるペリカンマンゴー。沖縄のマンゴーは赤くて大きくて、食べたこともないようなおいしさでした。ほとんど誰も知らないこの果実をぜひ西都で作ってやろうと、農家の皆さんに声をかけたわけです。」(楯さん) 宮崎県季刊誌Jaja
この沖縄マンゴーとの出会いから3年後、西都市にある8戸の農家によりマンゴー栽培の本格的な取り組みが始まりました。
完熟すると落下するマンゴー。
たまたま自然落下したマンゴーを食べたところ、これまでとは全く異なる格別の美味しさに気付かされ、完熟マンゴー生産への歩みが始まったそう。
今では完熟マンゴーの生産にかかせない自然落下したマンゴーをネットでキャッチするという画期的な収穫方法。
この手法は商品価値を損ねない為に試行錯誤した宮崎県西都市のマンゴー農家から生み出されました。
1993年には亜熱帯果樹部会が設立され、1998年からは完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の出荷も開始。
「太陽のタマゴ」には、こんなブランド認証基準が設けられています。
・自然に落果するまで樹上で完熟させた特に食味・外観の優れた果実
・品位は「青秀」以上、大きさは「2L (350g)」以上、糖度は「15度」以上
2009年には宮崎県におけるマンゴーへの取り組みが第48回農林水産祭「園芸部門」天皇杯を受賞し、現在では宮崎県の完熟マンゴーが全国区で広く知られることとなりました。
現在宮崎県のふるさと納税でお返しにマンゴーがあるのは以下のまち。食べてみたいけれども高い•••と躊躇している方はふるさと納税でお試しもありかも!
<小林市>
20,000円の寄付で完熟マンゴー2玉
30,000円の寄付で「太陽のタマゴ」2玉
<川南町>
30,000円の寄付で「時の雫」1玉 ※糖度17〜20度の川南産マンゴー
<日南市>
20,000円の寄付で完熟マンゴー2~3玉
30,000円の寄付で「太陽のタマゴ」2~3玉