ゲストが話をしている間に、和食担当の嶋村シェフがカツオを捌いていきます。
まず最初にサーブされたのは、「目井津獲れ魚介とお野菜のかにまき汁仕立て(ブイヤベース仕立て)」。
日南市の海の幸と山の幸のマリアージュ。山太郎蟹の汁に泳ぐ鰹と筍や春野菜。
前菜としていろいろ並べられていた「日南お野菜のビュッフェ」の中で、真っ先に無くなっていた茸蔵の原木椎茸も追加で炭火焼に。いつもながらてげ美味!。
「初鰹食べ比べ」は、刺身、湯引き、洋風の3種。
「鰹とマイヤーレモンの冷製パスタ カラスミ添え ミントの香り」
これは、今回のメニューの中でイチ押しだった。
「鰹の桜蒸し」
もう春ですね。
そして、嶋村シェフが鮨を握る。
「山桜で燻製した鰹の握り」
冷燻でほのかに桜の香りをまとわせた鰹は、なんとも上品に。
「鰹のミキュイ 長津さんの津之輝蜜柑の紺フィー 春菊のピューレ 酒谷野菜の付け合わせ」
「鰹めし」
お茶漬けにしない、お上品な鰹めし。
デザートは、「酒谷のライムエクレア “春の日南線”」
いやー、もう大満足!。
普段は刺身や和風に煮炊きしたものばかり食べているけど、これだけ新たなバリエーションを見せられると、カツオの可能性がますます広がりますね。
カツオは捨てるところがほとんど無い魚で、今回は使わなかったけれど、骨はあら炊きにすると鰤とはまた違った美味さがあるし、内臓は塩辛にできるしで、余すとこなく楽しめます。
これを機に、宮崎県内のカツオの消費を伸ばしていって、高知を凌駕するカツオの街を作り上げていきましょう!
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大介さんの素晴らしいレポート(*≧∇≦*)