駅前商店街・あみーろーどにあった「天門」の跡地に、いつのまにやら新しい店ができていました。
「wood bull」、どんなお店なんでしょう?。早速訪ねてみました。
ドアを開けて、「こんにちわー!」って中に入ると、正面に目に入るのは2台のダーツマシン。
この日は訪問したのが夕方で他にお客さんがいなかったので、右側の1台にしか電源入ってませんでしたが、夜になると2台とも光輝くのでしょう。
看板には「Cafe & Bar」とありましたが、実態はダーツバーのようです。
右手には、ちょっと荒く削られた木材で作られたカウンター。
スピリッツやリキュールのボトルと並んで、「霧島」と「黒霧島」のボトルがあるのが宮崎らしいとこ。
右手前の方には、電動コーヒーミルとコーヒーサイフォンが見えますね。
奥にいるのが店長さんのようです。
1杯飲むにはまだ早い時間だったので、コーヒーを飲みながらお話を伺うことにしました。
サイフォンで淹れたコーヒー、久しぶりに飲みましが、なかなか美味しかったです。
ドリップ式に比べて手間暇がかかるのが難点ですが、アルコールランプのゆらめきを見ながら、ポコポコと沸騰するお湯を眺めるのもおつなものです。
昔、実家にあったサイフォン、どこに行ったのかな?。
いやいや、そんな思いに耽っている場合ではない。
今日は、単にコーヒー飲みに来たのではなく、取材で来たのでした。
「すみません、『宮崎てげてげ通信』なんですけど。」
「ん?。」
「宮崎の情報をWebで伝えているローカルマガジンなんですよ。
あのー、新しいお店の開店情報とか載せているので、こちらも取材させていただいて掲載させていただいてもいいですか?。」
「それって、有料なんすか?」
あー、やっぱりそう思われる訳ね。
「いやいや、全然お金かかりません。
こうやって、ライターが自分の金でお邪魔して、勝手に書くというスタイルなんで。」
「それなら、是非!。」
ってことで交渉成立。
店長さんのお名前は、福塚彬(ふくつかあきら)さんです。
このお店は、12月3日(水)にグランドオープンしたそうで、今は11時開店で24時まで。
今は、昼間のお客さんは少ないけど、夜は知り合いや近所の方などで結構賑わっていて、素直に24時に閉店ということは少ないとのこと。
ダーツマシンは、1台で様々なスタイルのゲームを楽しめるようになっていて、4人まで同時にプレイ可能。
種類によるけど1ゲームが1人最低100円からということで、リーズナブルに遊べます。
飲み物も、ソフトドリンク1杯450円、アルコール類も1杯500円~600円と普通のバーとかで飲むより安めの設定。しかもノーチャージ。
二次会で変なとこと行くよりいいかも。
気になっていた、店名「wood bull」の由来をお聞きしたところ、ダーツはもともと、輪切りにした木(wood)を的にして、ナイフなどを投げて遊んでいたのが発祥とのことで、「bull」には「的の中心」という意味があるのだそうで、そこから「wood bull」という名前になったのだとか。
「bull」って「雄牛」のこととばかり思っていましたが、そうななのか。あの的の中心の赤い部分も「bull」って言うのか。
ダーツ界では常識らしいですけど、ダーツ素人なんですいません。
そしたら店長、ダーツの実演も見せてくれました。
普段は、結構なお値段のするマイ・ダーツを使うらしいですが、店に置いてあるハウス・ダーツを手にとって、ちょっと前傾姿勢から軽く押し出すように続けて3本。
なんとこれが、見事に3本ともbullに命中!。
すげー!!。
これ、まったくやらせ無し。漫画とか映画の世界みたいだけど、本当なんだもの。
凄いよ福塚店長。
聞けば、ダーツの世界にはプロもいて、賞金のかかる大会も開かれていて、福塚店長もそうした大会に出場経験があるらしい。
12月7日(日)には、オープン記念で「第1回ハウストーナメント」も開催されたらしいです。
今後、多くの人にダーツの魅力を知ってもらうために、いろんなイベントを開催していきたいとのこと。
直近のイベントは、12月22日(月)19時30分から行われる「婚活♪ペアダーツパーティー」ということで、男女8名ずつを募集中だって。
福塚店長、高校生とか若い人たちにもダーツの面白さを知って欲しいとのことで、平日のデイタイムならいろいろ手ほどきしてくれるかもよ。
私も試しに投げてみたけどボロボロだったので、しばらく通って腕を磨こうかなと思っちゃいました。
【cafe&bar wood bull】
営業時間:11:00~24:00
住所:宮崎市広島2丁目6-14 中川ビル1階
TEL;0985-55-0432
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