久しぶりに福岡行ってきました。
今回は、仕事じゃなくてライフワークの一環の一人旅。
日曜日にお一人様の昼食をどうしようかと思ったけど、8月は「宮崎マルシェ2014」をやってるって情報があったので、折角だから「みやつー」のために行ってきましたよ。
「宮崎マルシェ」は、みやざき大使でもある沖克洋シェフが企画する、宮崎が誇る食材と食材にこだわる福岡の料理人のコラボレーションで行われるレストランフェア。
今年は、8月が宮崎ブランドポーク、9月は宮崎ロイヤルフィッシュをテーマに、14人のシェフ達が参加して行われるんだって。
宮崎ブランドポークが食べられるお店は14店舗あるんだけど、どうせ行くなら沖シェフのお店「アトリエ・オキ」でしょ。
「みやざき大使」として、仕事でもお世話になってますしね。
地下鉄七隈線の薬院大通駅で降りて、徒歩で5分ほど。
赤いバナーに「Atelier Oki」の白い文字が目印。
マンションの1階にある小さなフレンチレストランです。
予約してなかったので心配でしたが、12時前に着いたので待たずに入れました。
お一人様なので、入り口右手にある二人がけの小さなテーブルに案内されました。
頼んだのはもちろん、「3種類のブランドポーク食べ比べ 宮崎ポークランチコース」(税抜2315円)です。
前菜は、「ブランドポークのリエット」。
リエットというのは、みじん切りにした豚肉を豚脂(ラード)の中でほぐれるまで弱火でゆっくり加熱し、ペースト状にして冷やし固めたものです。
添えられたバゲットのトーストに載せていただきます。
グリーンペッパーがいいアクセントになっていますね。
スープは、ビシソワーズ。
ジャガイモを使った冷たいスープですね。
グラス仕立てなので、スプーンを使わずそのままいただきます。
トッピングされたコンソメのジュレとの相性も絶妙。
メインで出てきたのは、「3種のブランドポークの食べ比べ」です。
ポアレされたブランドポークは、左からハマユウポーク、おいも豚、まるみ豚。
食べる順番が指示されて、まずは、おいも豚に添えられたへべすを絞って。
へべすの爽やかな香りとほどよい酸味が、おいも豚の脂の甘さと合います。
次に、ハマユウポークをパプリカソースで。
柔らかな肉質にさっぱりした味わいの肉に赤パプリカの甘みのあるソースがマッチ。
最後にまるみ豚をマスタードソースで。
臭みの無い甘さのある肉を、マスタードの香りと刺激が引き立てる。
いやー、3種とも絶妙に火が入れられていて、甲乙つけがたい味わいですね。
さすがに宮崎が誇るブランドポーク。
そこにフレンチのシェフの技が加わると、こうなるのか。脱帽!。
最後、デザートで出てきたのは、キャラメルアイスでした。
これにコーヒーを合わせて、美味しくいただきました。大満足。
アトリエ・オキの他に13店舗、全て回りたかったけど、とてもそんな訳にはいかず残念!。
いつでも行ける福岡の人が羨ましい。
宮崎と縁がある方ばかりではないのに、宮崎の食材を愛していただいて、こうやってフェアをやっていただけるなんて、宮崎人として本当に大感激。
先日は、沖シェフを筆頭に皆さんで宮崎の生産地を訪ねる旅までやられてたんですよね。ありがたいことです。
8月は宮崎ブランドポークですが、9月には宮崎ロイヤルフィッシュと呼ばれるチョウザメの肉を使ったメニューに変わります。こちらも楽しみですね。
機会があれば、是非とも福岡で「宮崎マルシェ2014」をお楽しみください。
【アトリエ・オキ】
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