充実したメニューを誇るフーデリー青葉店の総菜コーナーに、以前紹介した魯肉飯に続くエスニック屋台料理の新メニューが登場したとの情報が入ったので、早速行ってまいりました。
まだ梅雨空けないけど、晴れてて良かった。
店の前では、青果物の朝市もやってたけど、ここは一目散に店内へ。
お店に入って左手奥が総菜コーナー。
この店の総菜コーナーの充実ぶりはスゴいよね。
全てインストアキッチンで内製されているのですが、弁当類だけで何種類あるんだ!?。
どれも美味しそうで目移りしてしまう。しかも、お値段安い!。
庶民の味方、フーデリー!。
総菜コーナー広すぎて、目的の新メニュー探すのにちょっとウロウロしてしまいましたが、入り口に近いエリアにどどーんとありましたよ。
「海南鶏飯」
「ハイナンチーファン」と読むのですね。別名、「シンガポールチキンライス」とも書いてあります。
説明書きを読むと、
そうそう、東南アジアに旅行行くと、屋台とかフードコートとかで食べられる定番料理なんですよ。
タイでは、「カオマンガイ」と言いますね。
それが税込み480円!。お値段も東南アジア並みではありませんか。
佐藤シェフ、グッジョブ!。
早速レジでお金を払って、そのまま2階のイートインコーナーへ。
買ったものがすぐに気兼ねなく食べられるスペースがあるのも、この青葉店のいいところだ。
さて、蓋を開けたらじゃじゃーん!とこのビジュアル。どうよ!。
ついてるソースは、手前から醤油ベースのブラックソース、生姜ベースのジンジャーソース、甘辛いスイートチリソースの3種類。
別々の容器に、味の違うソースを3種類もつける。本場の味へのこだわりが感じられますね。
この写真、使われているお米のアップなのですが、長粒米なのがわかるかな?。
これが、単なる長粒米ではなく、タイ米の中でも最高峰、タイ米界の南魚沼産コシヒカリとでも言えるような、「ジャスミンライス」というブランド米なのです。
その名のとおり、炊きあがるとジャスミンのような芳香のする香り米。
このメニューのために、普段は使わないジャスミンライスをわざわざ用意する。
上記の3種類のソースとともに、本物を作ろうとする料理人の強いこだわりを感じさせます。
しかも、それをワンコインでおつりの来る値段で実現しているのが本当にスゴい!。
カットされた茹で鶏をそのゆで汁で炊いたジャスミンライスの上に乗せ、3種類のソースをお好みでかけていただきます。
う~ん、美味い!。
基本的に淡泊な料理なんだけど、鶏はプリプリでしっかり旨味があり、そこに3種類のソースで甘さや酸味、辛味が加わって、複雑な味のハーモニーができあがる。
鶏は茹でて冷ますだけだから、素材の持ち味が素直に出るので、いい鶏使わないと誤魔化せないよね。
スープで炊いたジャスミンライスは、噛みしめると鶏の旨味とほんのりした塩味が感じられ、それだけ食べても十分に美味い。
タイ米と馬鹿にするなかれ。この米あってこそ、この味が出せるのだ。
美味すぎて、あっという間に完食。
ごちそうさまでした。これは、ワンコインの味じゃないね。
この味を宮崎で作り上げた、フーデリー青葉店総菜部のスタッフに感謝!。
このメニューの開発秘話を知る特任アドバイザーのI氏に伺ったところ、フーデリーの宮田社長とのメニュー探しの旅から始まり、総菜部のシェフ達と名店と呼ばれる店の味を確かめ、再現し改良を重ねるというステップを踏んで完成に至ったとのこと。
わずか1回の試食で見事にその味を再現してみせたフーデリーのシェフ達の味覚と感覚の鋭さは、30回以上もシンガポールを訪れているI氏を驚かせるものだったそうです。
この「海南鶏飯」は、まだまだ予告編みたいなもので、フーデリーではこれからアジア料理がいろいろ登場するはずですよというI氏。
いや~、楽しみですね。
「宮崎てげてげ通信」は、これからもフーデリー青葉店総菜部を密着マークして、お伝えしていきますよ。
しかし、その前にまず、この驚きの「海南鶏飯」を食うべし!。
(毎週土曜日に特設コーナーで実演販売されている「魯肉飯」も忘れないでね!)